地力が直接反映されない波乱度の高いコースではあり、ここ2年も人気薄が馬券に絡んでいる。

現在netkeiba.comを見る限り1番人気はグリシーヌシチー。
さすがに最終的にはもっとさがるだろうが、5番人気内に収まりそうな勢い。
未勝利勝ち上がりまでに3戦を要したがそこそこの相手と戦ってはいる。
新馬戦。
0.3差負けた1着ホワイトエレガンスはサフラン賞9着、赤松賞5着、ひいらぎ賞12着。同レース2着デュアルメジャーもくるみ賞6着、黒松賞4着、朱竹賞4着。3着4着馬も共に未勝利はすぐにぬけているが、500万下で足踏みしている馬ばかり。新馬戦でグリシーヌシチーを含め上位5頭が揃って未勝利抜けはレベル高いとも言えるが、揃って500万下で壁にぶつかっている。
グリシーヌシチーはスタート後即押して前に出し内2列目に入れるきちっと勝ちに来た騎乗。そのまま直線に向き、若干前が狭かったが、進路を変えずに内を攻めるも、回りのスパートから若干遅れた。上がり速かった馬が上位を占めるレースだったが、前にいた馬と同じ上がりしか見せられなかった。上位馬が揃って500万下掲示板が精一杯の状態なことを考えるとこの馬もそのレベルとしたいところ。
その後の未勝利戦でトーセンラークと0.6差、ニシノクラッチと0.2差の負け、福島1800で石川騎手で51㎏逃げ切り勝ちを見ても、やはり500万下掲示板載れるか載れないかの地力とみるのが妥当。
ここの相手をみても、馬場&コース利を得られたとしても、その地力で馬券に絡めるほど甘い相手ではない。無視。

2番人気はメイショウサワヤカ。
ショウナンアデラと0.2差はここでは威張れるものの、新馬戦でダイワバーチューに負けており、前走0.2差離しているホワイトウインドが中山1600に勝ってのここ参戦、前走0.4差3着スマイルミーティアがレッドブラッサムに0.5差負けている状況で、前2頭がともに当馬より内枠に入っていて、地力はレッドブラッサムの方が上とどれかには負けそう。
前走も内の狭いところをついて最後は流す楽勝も、ロスのない競馬であり、複勝圏内安定馬でもないと思う。
最低でもダイワバーチュー&レッドブラッサムよりオッズがつかないと頭では買えない。無視。

3人気はクイーンズリング。
新馬戦に続き大外枠。その新馬戦は本当に強い勝ち方。外枠からスタート良くかつダッシュ力もあり前に出す。直線入り口には勝ちを確信できる手ごたえで、入り口すぐ突き放す。最後は差をつめられるがそこはもう緩めている楽勝。
来春にはルージュバック、ショウナンアデラに割ってはいる可能性のある馬にも見えるほど。ただ相手のレベルが高くはないのでなんともいえない面もある。
地力が伴っている可能性がかなり高いと思うが、前走は全くストレスのかからない競馬であるわけだし、今回人気しそうなことを考えると大外枠割引も含め中心視はできない。おさえ。

4人気はマキシマムドパリ。
新馬戦は大外枠で距離ロスがあったレース、前走は縦長の展開で恵まれたものであるものの強い勝ち方で完勝。
相手に恵まれているところもあり、この2走だけで外目枠のここで人気するならちょっと軽視したい。
というより、外枠でこの馬を買うのであれば、クイーンズリングとレッドブラッサムを買いたくなる。

5人気はレッドブラッサム。
ひいらぎ賞で人気でも本命にした馬で、地力は高いと思う。
ここも地力では相手になる馬は少なく、素直に上位評価をしたい。
ただ、そのひいらぎ賞でスタート悪くなかったのに前につけられず、馬群の中の苦しいポジショニングだったとはいえ、前に出られない際の脆さが露呈した形。
道中前に行った馬が軒並み下位になったレースにもかかわらず、どのタイミングでものびることなくでの負け。
ここは絶対にとりたいレースではあるものの、人気していて買える馬ではないことが前走で明らかになった。
地力上位は認めつつも大外枠に入ったここでは中心視はしづらい。さすがにもう少し人気するだろうし、押さえまで。


まだまだオッズは変化するだろうが、どの馬にも何かしら大きめの不安があり、この5頭に複軸にしたくなる馬はいない。
むしろ現状軽視されている馬に複軸にしてもいいような馬がいる。6番人気以下を複軸にするのは自分の決め事に反するが新年いきなり狙ってみたい。最終的には結構人気しているかもですが・・。

ダイワバーチューがおもしろい。
もっと人気するものだと思っていたが、現在8人気。さすがに最終的にはもっと評価されるだろうが、自分が想定していた以上にオッズがつきそうで俄然買いたくなってきた。
新馬戦の相手で芝未勝利を勝ちあがったのが0.6差5着で本レースにも出走するメイショウサワヤカ。
次走ショウナンアデラと0.2差で走っており、当レースでも人気している状況。
メイショウサワヤカが外枠ということで下げて直線内をつく選択をし、それがこの馬にあっていたわけではないかもしれないが、ダイワバーチューも枠の割には距離ロスのある競馬だった。ここはダイワバーチューを上に取りたい内容。
サフラン賞は馬場があわなかったということだが、かなりうまく乗られている。とはいえ、0.5差1着は阪神JF6着のスマートプラネットであることを考えると、ここでの相手関係みると決してわるくない。
前走赤松賞は直線半ばで前をカットされ勝負どころでのブレーキで何もできなかったもので無視できる。
好枠に入りここは素直に中心視していい。


◎ダイワバーチュー

△クイーンズリング、レッドブラッサム、ホワイトウインド、エクストラファイン

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