■2017/7/16新馬8番2人気1着

タイム差なし2着は次走未勝利勝ちヘンリーバローズ

普通に出て中団追走。ドスローで流れた中ペースを合わせて追走し、4角前でペース上げつつ直線。先に前に出た2着馬をみつつ、ラストできっちり差し切り。

新馬レベルは楽勝できる地力保持はみせたといえる。上2頭は明らかにレベルが違ったし、その2着馬が次走未勝利戦を楽勝している。未勝利レベル超越は自明。

レース後コメント
1着 ワグネリアン(福永騎手)
「(レース振りは)満点ですね。言うことなしです。競馬は上手ですし、いい脚を使いました。このまま順調にいってくれるといいですね」
【メイクデビュー】(中京5R)~ワグネリアンが勝利 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

■2017/9/16野路菊ステークス2番1人気1着

0.4差2着ディロスは百日草特別0.1差ゴーフォザサミットの3着、若竹賞3着

普通に出るがダッシュ力なく後方から。そのまま後方追走し直線。前と大きく離れていたが、徐々に伸びていき中盤から一気に突き抜けた。

重馬場の中でかなりの脚をみせての完勝。直線勝負であれば高いレベルであることは間違いないともいえる勝ち方。2着馬のルメール騎手が完敗のコメントを出しているようにここでも地力違ったとみていいと思う。ただ、その2着馬は500万下馬券圏内レベルだったわけで、重賞勝ちレベルにあるかどうかは判断できないし、末脚勝負以外でのパフォーマンスは不明。

レース後コメント
1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「緩い馬場でどういう競馬をしてくれるかなと思っていました。しかし、気にすることなくスイスイと走れていました。競馬はイメージ通りで、相手は2着馬だろうと思っていました。エンジンが掛かるまでにすぐ反応しないところがあるので、残されるかなとも思いましたが、追ってからはしっかりとしていました。走りっぷりも初戦に比べてさらに良くなっていました。今後も楽しみです」
(友道康夫調教師)
「新馬のときもそうでしたが、一歩目は出が悪く、反応してからは脚が全然違いました。数字的にはあまり変わりませんが、体に幅が出てたくましくなりました。賞金を加算できたことが一番大きいです。今後は馬主と相談しますが、東京スポーツ杯2歳SかホープフルS、または両方使うか考えていきたいです」
【野路菊S】(阪神)~断然人気ワグネリアンが鮮やかに差し切り2連勝 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

■2017/11/18東スポ杯3番1人気1着

0.2差2着ルーカスはホープフル2人気6着、スプリングステークス2人気9着
0.5差3着シャルルマーニュはホープフル12着、こぶし賞7着、アルメリア賞6着
0.6差4着カフジバンガードはこうやまき賞1着、シンザン記念5着、共同通信杯5着スプリングステークス6着

前走同様普通に出たが、ダッシュ力なく後方から。前と離れた流れになったが、3角前からペースをあげて直線。序盤はまだ前と距離があったが、スパートし、中盤で一団になってから一気に突き抜けた。

圧勝。この段階では相当に強い馬だと思っていた。前2走とは違って前が速いレースだったので、少頭数でロスがでにくい中だったとはいえ、この流れでも勝ち切ったのは評価していいと思った。
ただ、ここのメンツがその後オープンクラスでことごとく結果が出ていない。
ワグネリアン圧倒に見えたが、得意でない流れでも500万下レベルの馬を圧倒できたというだけかもしれない可能性がでてきたかなと。

【東京スポーツ杯2歳S】栗東レポート~ワグネリアン | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

レース後コメント
1着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「思ったよりもペースが流れていましたが、捕まえられる感触がありました。直線は後ろから1頭来るかと思い、ターフビジョンを確認していました。2歳としては最有力ではないかと思います。課題としては普段からカッカしていることと、だんだんレースで行き脚がつくようになっているということが距離を延ばした時にどうなるかということだと思います」
1着 ワグネリアン(友道康夫調教師)
「前残りになることが怖かったので、流れてくれて良かったです。初めての輸送もこなしてくれて、馬体も増えていたので、課題はクリアできたと思います。今日もテンションは高かったですが、前回より少し落ちついていたので、良くなってきています。次走は予定通り弥生賞を使うつもりです」
【東京スポーツ杯2歳S】(東京)~ワグネリアンが無傷で重賞制覇 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

■2018/3/4弥生賞8番2人気2着

【弥生賞】栗東レポート~ワグネリアン | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

普通に出たが意図的に少し下げて内に入れる選択。
4角前でちょい外から位置取りをあげつつ直線では前に4頭いる形。3着馬が仕掛けたのに合わせてスパートするが、届かず。

前走のメンツから評価下げしたが、正直思ったより強かったという印象。
ただ、ダノンプレミアムとは大きく差があるとみたい。まあ賞金足りていた立場で、ダノンプレミアムとの地力差を測る意図があったレースなのは間違いないので、そういう意味では成功と言っていいレースかもしれない。
が、本番どうするかかなり難しくなったのは事実だと思う。

レース後コメント
2着 ワグネリアン(福永騎手)
「レースに関しては言うことは何もありません。スタートも出ましたし、3戦の中で一番リラックスして走っていました。最後、負けてしまったのは、休み明けと気負っていたのと相手も強かったことがあったと思います。次に向けて良い経験になりました」
【弥生賞】(中山)~ダノンプレミアムが貫禄Vで無敗対決制す | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

◆皐月賞
まさかのダノンプレミアム回避でレース的には一気におもしろくなったが、この馬の取捨はかなり難しい。
1人気濃厚で、地力も高いが、前半流れた時に重賞クラスで戦えるかは前走の勝ちはみていないレースを走った内容によるものでの判断になる。
基本後ろからの馬が馬券圏内にはいってくるレースだけに軽視はできないが、多頭数で突如中心視される立場になったわけでさてどうするか。
ダノンプレミアムは世代で完全に抜け出た存在だと思っているが、この馬は決してそうではないと思っている。他の馬にもメはある。
前走からパフォーマンスを上げてくる前提でも、多頭数でごちゃつき厳しい流れの中でその地力を発揮できるかはかなり怪しいと思う。ここは思い切って無視するのが吉だろう。

【皐月賞】鋭い伸びで11秒4ワグネリアン、ダノンプレミアム回避で一転主役級 : スポーツ報知